ブログを作って収益化を目指すとき、「物販(商品紹介)」に挑戦する方は多いですよね。
中でもAmazonの商品を紹介したいとき、よく名前が挙がるのが「Amazonアソシエイト」と「もしもアフィリエイト」。
「もしもアフィリエイトの方が審査に通りやすいって聞くけど、報酬率は本家と同じなの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2025年最新の報酬率を比較し、Amazonアソシエイトともしもアフィリエイトのどちらがよりお得かをわかりやすく解説します。
これからどちらでチャレンジするか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
報酬率の違い
結論から言うと、もしもアフィリエイト経由でAmazonと提携した場合、報酬率は本家Amazonアソシエイトよりも低くなります。
基本的に、もしもアフィリエイトはAmazonアソシエイトの約90%の報酬率です。
さらに、もしもアフィリエイト経由では次の特典が対象外になります。
- Amazonアソシエイトの紹介料増額キャンペーン
- もしもアフィリエイトのW報酬制度(通常報酬+12%のボーナス)
カテゴリーごとの報酬率の違い
以下の表で、紹介料の違いを比較しました。
商品カテゴリー(一部省略) | Amazonアソシエイト | もしもアフィリエイト経由 |
---|---|---|
Amazonビデオ(レンタル・購入)、Amazonコイン | 10% | 9% |
Kindle本、 デジタルミュージックダウンロード、Androidアプリ、食品&飲料、お酒、服&ファッション小物、ジュエリー、スーツケースなど | 8% | 7.2% |
ドラッグストア、ビューティー・コスメ、ペット用品など | 5% | 4.5% |
Kindleデバイス、 Fire Tablet デバイス、Fire TV、 Echoデバイス、Ringデバイス | 4.5% | 4.05% |
工具・機械、産業・研究開発用品、ベビー&マタニティ、スポーツ用品 | 4% | 3.6% |
本、文房具、おもちゃ、キッチン用品、家具、生活雑貨、手芸/画材、Amazonフレッシュ、食品スーパー ライフ、スーパーマーケット バロー、成城石井 ネットスーパー | 3% | 2.7% |
CD、DVD&ブルーレイ、ゲーム/PCソフト、カメラ、PC、家電、カー用品・バイク用品、腕時計、楽器、Amazon ふるさと納税、その他 | 2% | 1.8% |
フィギュア | 0.5% | 0.45% |
ビデオ、Amazon ネットスーパー(Amazonフレッシュ、食品スーパー ライフ、スーパーマーケット バロー、成城石井 ネットスーパーを除く。)、Amazonギフトカード、ギフトカード (Amazon以外) | なし | なし |
例えば、1万円のコスメ(報酬率5%)が売れた場合…
- Amazonアソシエイト:500円
- もしもアフィリエイト:450円

わずかな差に感じても、高額商品や販売数が増えると差は大きくなります。
なお、以前は1商品あたり1,000円の上限がありましたが、2024年8月7日から上限は撤廃されています。
特別プログラム紹介料の違い
Amazonでは物販以外にも、会員登録で報酬が発生する特別プログラムがあります。
たとえばAmazonプライムなどの無料体験でも報酬が発生し、ユーザーにとってハードルが低く、初心者にも始めやすいのが魅力です。



物販と違い、定額の報酬が得られる点もおすすめです!
以下の表で、紹介料の違いを比較しました。
対象プログラム | Amazonアソシエイト | もしもアフィリエイト |
---|---|---|
Amazonプライム | 500円 | 450円 |
Amazon Prime Video チャンネル | 250円 | 225円 |
Prime Student | 1,000円 | 900円 |
Kindle Unlimited | 500円 | 450円 |
Amazon Music Unlimited | 1,000円 | 900円 |
Amazon らくらくベビー | 500円 | 450円 |
Audible プレミアムプラン(無料体験) | 1,500円 | 1,350円 |
Amazonビジネス | 3,000円 | 2,700円 |
Amazon Kids+ | 500円 | 450円 |
こちらも、もしもアフィリエイトの報酬率はAmazonアソシエイトの約90%です。
報酬以外の違い
ここまで「Amazonアソシエイト」と「もしもアフィリエイト経由」での報酬率の違いを比較してきましたが、実は報酬以外にもいくつか違いがあります。



特に押さえておきたい3つのポイントを簡潔にまとめました!
⒈審査の通りやすさ
- Amazonアソシエイト
「180日以内に3件以上の成果」がなければ審査に進めません。



1回の注文で3商品ではなく、3回の販売実績が必要です!
※自分自身や家族、知人による購入は禁止されています。
成果発生後にようやく、Amazonが求める基準に足しいているか審査が行われます。
そのため、ブログを始めたばかりの方にはハードルが高めです。
- もしもアフィリエイト
本家Amazonアソシエイトに比べて審査に通りやすいと言われています。
成果条件がないため、ブログ始めたばかりの方でも提携しやすいのが大きなメリットです。
⒉報酬の支払い条件
- Amazonアソシエイト
銀行振込では最低5,000円からで、金額に達しない場合は翌月に繰り越されます。(振込手数料は無料)
初心者の場合、振り込まれるまでに時間がかかることもあります。
Amazonギフト券での支払いなら500円から受け取り可能ですが、Amazon内でしか使えないことや、使用期限があるといったデメリットもあります。
- もしもアフィリエイト
住信SBIネット銀行なら、1円から報酬が振り込まれます。
それ以外の銀行でも、最低1,000円から振込可能で、振込手数料も無料です。
さらに、もしもアフィリエイト内で発生した他の案件の報酬と合算されるため、比較的早く報酬を受け取れるメリットがあります。
⒊SNSで利用できるかどうか
- Amazonアソシエイト
X(旧Twitter)、Instagram、YouTubeなどのSNSに直接リンクを貼ることができます。
また、最近利用者が増えているnoteでも、リンクを掲載できるのは本家Amazonアソシエイトのみです。



SNSで拡散すれば、ブログよりも早くアクセスを集めることができるので販売ノルマの達成にも繋がります!
- もしもアフィリエイト
X(旧Twitter)に直接アフィリエイトリンクを貼ることはできません。



SNSでの発信をメインに考えている場合は、大きなポイントとなります!
まとめ
Amazonアソシエイトともしもアフィリエイト経由では、同じ商品を紹介しても報酬率に約10%の差があります。
本家Amazonアソシエイトには、報酬率の高さに加えて、SNSやnoteにも直接アフィリエイトリンクを掲載できるなどのメリットがあります。
ただし、審査に進むためには「180日以内に3件の成果」という条件があり、初心者にはハードルが高めです。
私は通りやすいと言われるもしもアフィリエイトでなかなか審査に通らず、思い切って本家Amazonアソシエイトに挑戦したところ…なんと1発で合格することができました!
合格体験談はこちら


まずは少額からでも報酬を受け取りたい方や、実績づくりを優先したい方は、もしもアフィリエイトからチャレンジしてみるのがおすすめです。
一方で、ブログ以外での発信を重視する方や、より高い報酬率を狙いたい方は、本家Amazonアソシエイトにも挑戦してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。