小規模保育園って実際どうなの?通わせたママのリアルな体験談と選び方のポイント

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小規模保育園実際どうなの?通わせたママのリアルな体験談

「小規模保育園ってどんなところ?」と、気になっているママも多いのではないでしょうか。

特に、初めてのお子さんの保育園選びとなると、わからないことや不安もたくさんありますよね。

小規模保育園は、0〜2歳の乳児に特化した少人数制の保育園です。

少人数ならではの家庭的な雰囲気や、一人ひとりに寄り添った手厚い保育が大きな魅力です。

私自身、子どもを小規模保育園に通わせ、その後幼稚園に転園した経験があります。

この記事では、そんな体験をもとに、小規模保育園のリアルなメリット・デメリット、選び方のポイントをママ目線でお話しします!

小規模保育園とひとくくりに言っても、園の方針や先生との相性で雰囲気は大きく異なると思います。

ここでご紹介するのは、あくまで私自身の経験ですが、これから小規模保育園を検討されるママたちの参考になれば嬉しいです♪

我が家のパターン
  • 生後11ヶ月で小規模保育園に入園
  • 2歳5ヶ月で幼稚園に転園

私の退職をきっかけに途中で転園したので、卒園は経験しておりません。

目次

小規模保育園とは

小規模保育園は、0〜2歳児を対象とした定員6〜19人認可保育園です。

家庭的な雰囲気の中で、保育士さんとの距離が近く、一人ひとりに寄り添った手厚い保育が受けられるのが特徴です。

また、小規模保育園は満2歳を迎えた年度の3月末で卒園となるため、3歳以降は別の保育園や幼稚園などへ転園する必要があります。

認可保育園とは

国や自治体が決めた基準をクリアした保育園です。
保育士の人数や施設の広さ、安全対策、給食設備などがきちんと整っていて、公的な助成金が出るので保育料も収入に応じて決められています。

小規模保育園のメリット・デメリット

メリット① 保育が手厚い

少人数制の最大の魅力は、先生たちが子ども一人ひとりをしっかり見守ってくれることです。

小さな園だからこそ、子どもの性格や成長に合わせた関わりをしてもらえます。

どの先生も我が子の個性や特徴をよく理解してくれていたのが印象的です。

大規模な園だと、どうしても先生が全員の園児を把握するのはなかなか難しいと思います。

我が家の息子は11ヶ月で入園し、当初はずっと泣き続け、大好きだったミルクすら拒否していました。

しかし、園では普段飲んでいるミルクを用意してくれたり、なかなかお布団で眠れない間はハイローラックを試してくれたりと、本当に丁寧に対応してもらいました。

そのおかげで少しずつ慣れ、気づけば給食も大好きに!給食の先生も息子のことをよく見てくれていて、試食会のときに「〇〇くんはいつもたくさん食べていますよ!」と声をかけてくれたのが嬉しかったです。

家では考えられないくらい食べていて、びっくりでしたが…笑

また、個人懇談などはありませんでしたが、お迎えのときに気軽に相談や話ができたので、不安なこともすぐに解消できました。

メリット② 乳児に特化した環境

小規模保育園に預けるママさんは、初めてのお子さんの場合も多いと思います。

小規模保育園は0〜2歳児に特化しているので、乳児期に必要なケアやサポートがしっかり整っているのが魅力です。

授乳やお昼寝、トイレトレーニングなど、乳児期ならではの丁寧な対応をしてもらえるのは、特に初めての保育園選びには心強いポイントです。

メリット③ 先生たちに余裕がある

実際に通わせてみて感じたのは、先生たちに余裕があることです。

例えば、息子の園ではオムツを袋ごと持って行けばOKで、1枚1枚名前を書く必要がありませんでした。

最初は全部に名前を書かないといけないんだろうなと思っていたのですが、「お昼寝の間に書いときますよ〜」と先生に言われ、びっくりでした。

もちろん、お昼寝の間も忙しいはずなのに、そうした保護者への気遣いができる余裕があるのは、小規模保育園ならではだと感じました。

しかも、連絡帳にはその日の食事量やトイレの回数、睡眠時間、遊びや体調の様子まで記録してくれていて、毎日見るのが楽しみでした。

行事も少なめなので、日々の保育にしっかり時間をかけてもらえていたと感じました。

次はデメリットの紹介です。

デメリット① 3歳以降転園が必要になる

3歳以降、転園しなければならないため、再度保活を行う必要があります。

また、新しい園で慣らし保育が必要になる点もあります。

私が通わせていた園では、連携先の保育園に進むことができましたが、地域によっては連携先の施設でも定員がいっぱいで受け入れができない場合もあるため、注意が必要です。

忙しい中での保活は非常に大変なので、これは確かにデメリットですが、我が家ではあえて小規模保育園を選びました。

その理由は、保活を始めた時から「この先5年間通う園、本当にこの園でいいのか」という不安もあり、3歳までにもう一度情報収集をして決め直そうと考えていたのです。

最近の幼稚園では、年少クラスになる前にプレクラスがあるところも多いので、働き方を変えれば幼稚園という選択肢も広がるなと思っていました。

結果として、次男の妊娠をきっかけに退職し、保育園を退園して2歳半から幼稚園のプレクラスに入園しました。

ちなみに現在の幼稚園は、決まった定員もなく途中入園しやすい園だったので、転園はスムーズでした。

働いていなくても預けられるのは、とてもありがたかったです。

今ではこの選択に大変満足しています!

デメリット② 園庭がない場合がある

私が通わせていた園はビルに入っていて、園庭やホールがありませんでした。

そのため、運動会や発表会などの行事はありませんでした。

外遊びはどうしていたかというと、天気の良い日は、近くの公園へお散歩に行ったり、駐車場の空きスペースで野菜や植物を育てたりしていました。

また、夏にはビニールプールで水遊びを楽しんでいました。

このくらいのスペースがあるかどうかも、チェックですね!

また、ホールはありませんが、保護者の参加しないお誕生日会やクリスマス会、節分などの季節の行事は通常のお部屋で行っていました。

リトミックを取り入れている園だったので、月に2回、専門の先生が来て歌やダンスを楽しんでいました。

デメリット③ 独自のルールがある

園のルールは小規模保育園に限らずさまざまですが、共働きの私たちにとってデメリットだと感じたルールをご紹介します。

  • 24時間ルール
    • 発熱後、24時間は預けられないというルールがありました。つまり、園で発熱した場合、翌日は必ずお休みしなければなりません。帰宅後、熱も風邪症状もなく元気だったとしても、休まなければならず、非常に大変でした。
  • 祝日以外も休みになる可能性がある
    • 長期休暇の前に出欠のアンケートがありました。私たち夫婦はお盆や年末年始が関係ない職種だったのですが、「ほとんど来る人がいないから、仕事を調整してほしい」「1人ではかわいそう」と言われることがありました。仕事をしているので、こちらも気持ちよく預けさせてほしかったのですが、預かる園児がいない日は、祝日以外でも園が閉まっていました。
  • 仕事の有無や時間に厳しい
    • 「家庭での時間を大切に」という園の方針でした。絶対にNGではなかったのですが、休みの日は自宅保育をとお願いされたり、登園時には迎えの時間を伝えなければなりませんでした。

園の方針は十分理解できますが、もう少し自由に預けれると良かったなと思います。
仕事で遅くなっしまったり、休みの日にしかできないこと、子連れでは難しいことってありますよね。

小規模保育園の選び方のポイント

小規模保育園に通わせたいけれど、どんな園がいいの?とお悩みのママに向けて、選び方のポイントを紹介します!

①保育方針をチェック

園によって保育方針は異なります。例えば、教育重視の園や遊び中心の園、英語や音楽に力を入れている園など、子どもにとって最適な環境を選ぶことがポイントです。

通わせていた園は、のびのび系で遊びが中心でした。

②卒園後の進路を確認

連携している施設(認可保育園や幼稚園)があるかどうかを事前に調べておくと、安心です。

また、連携先についても調べる必要があります。どんな園なのかや通いやすさも重要です!

③見学して園の雰囲気を感じる

実際に見学してみて、保育士さんの対応や園内の雰囲気を確かめてみてください!

園内が清潔か、子どもたちがどんな風に過ごしているか、先生同士のやり取りなどもチェックすることで、実際の雰囲気が分かります。

④通いやすさを考慮する

自宅や職場からの距離や、送迎のしやすさも大切なポイントです。無理なく通える場所を選ぶことをおすすめします。

見学時に確認したいポイント

パンフレットやネットだけでは分からない部分もありますよね。

まずは見学して、疑問点を解消したり、実際に雰囲気を感じることで不安が少なくなります。

個人的におすすめしたいチェックポイントを紹介します。

  • 先生に余裕があるか(表情や態度)
  • 先生同士のコミュニケーションの様子
  • 子どもたちが楽しく過ごしているか
  • 園全体の清潔感や防犯・安全対策

ほかにも、ライフスタイルやお子さんによって疑問点は様々だと思うので、気になることは確認しておくことをおすすめします!

私自身、保活をしていた際、見学の際の電話対応一つでも、園によって丁寧な対応をしてくれる園もあれば、冷たく感じる対応をされることもありました。

もちろん、同じ園でも先生によって雰囲気が異なることもあると思います。

ですが、我が子が毎日長い時間を過ごす場所なので、“ママ自身が安心して預けられるかどうか”を大切にすると良いと思います。

小規模保育園が向いているのはこんな家庭!

小規模保育園は、次のようなご家庭におすすめです。

  • 家庭的な環境で、のびのびと育てたい
  • 0〜2歳の間は、少人数で手厚い保育を受けさせたい
  • 3歳以降は、幼稚園や連携先の保育園への転園を考えている

少人数ならではの温かい雰囲気や手厚さを求める方や、まずは家庭的な環境で集団生活に慣れさせたいと考えているご家庭には、特に向いている保育園だと思います。

まとめ

小規模保育園には、少人数ならではの手厚い保育や家庭的な温かさがあり、0〜2歳の子どもたちにとって安心できる環境です。

認可保育園の一つであり、自治体の基準を満たしているため、安全性や保育の質も一定の基準をクリアしています。

その一方で、3歳以降は転園が必要だったり、園庭や行事の有無など、施設ごとに異なる特徴もあるため、家庭の方針や子どもの性格に合うかどうかを見極めることが大切です。

まずは気になる園を見学し、先生や園の雰囲気を実際に感じてみるのがおすすめです。

安心して預けられる環境を見つけることが大切だと思います♪

小規模保育園を検討しているママの参考になれば嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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