2歳で保育園から幼稚園に転園した話

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保育園から幼稚園に転園した話

息子は11ヶ月の時から保育園に通っていましたが、2歳半のときに幼稚園へ転園しました。

保育園と幼稚園の違いに、不安や悩みもありましたが、今では「転園してよかった」と感じています。

この記事では、転園のきっかけや、実際に通ってみて感じたことなどをまとめています。

目次

保育園と幼稚園の違い

幼稚園と親子

簡単に保育園と幼稚園の違いをまとめてみました!

実は、制度や目的そのものが違うんですよね!

保育園幼稚園
管轄こども家庭庁
(福祉施設)
文部科学省
(教育施設)
対象年齢0歳〜就学前3歳〜就学前
(園によってプレクラスあり)
利用条件共働きなど保育の必要性がある家庭就労状況に関係なく利用可
保育時間長時間
(延長保育あり)
短時間
(園によって預かり保育あり)
休み日曜・祝日・年末年始土日・祝日・長期休みあり
給食義務園によって異なる

基本的には保育園は「保育」、幼稚園は「教育」ががメインの場とされています。

とはいえ最近では、保育園でも教育的な活動を取り入れていたり、幼稚園でも長時間預かりに対応していたりと、園によってかなり違いがあります。

転園を考えた理由

保育園から幼稚園への転園を考えたきっかけは、2人目の妊娠で退職を決めたことでした。

当時、息子は2歳5ヶ月。保育園に通い出して1年半ほど経っていました。

退職すると無職になるため、保育園は退園しなければなりません。

実際は、妊娠・出産や転職活動中などの理由があれば、しばらく通い続ける方法もあったのですが、私は退職と同時に退園を選びました。

その際、幼稚園であれば保護者が働いていなくても預けられ、すぐに入園できることが、大きな決め手になりました。

また、通っていたのが小規模保育園だったため、いずれどこかで転園が必要だったこともあります。

仕事を辞めたことで、慣らし保育も子どものペースに合わせて、無理なくゆっくり進められたのも良かったです。

迷った点

保育園から幼稚園への転園にあたって、正直、かなり悩んだ部分もありました。

特に迷ったのは「保育時間」と「お休み」の面です。

① 保育時間について

幼稚園は保育園に比べ、朝の登園時間が遅めなため、次に仕事を探す際には「子どもを見送ってから出勤できるか」が1つのハードルになりました。

また、基本の保育時間が短いため、延長保育を利用する場合はその都度料金がかかります。

(年齢や就労状況によっては無償化の対象になりますが、当時のわが家は対象外でした。)

② お休みについて

わが家は夫が土日・祝日休みなので、平日だけ預けられれば十分でしたが、幼稚園には春・夏・冬の長期休みがあります。

長期休み中でも「預かり保育」は利用できますが、給食が出ないため、毎日お弁当を用意しなければいけません。

「働きながら毎日お弁当を作れるのか…」という点が特に心配でした。(ちなみに普段のお弁当は週に1回だけです。)

お弁当は固定メニュー+前日の残り物を入れています!キャラ弁は作りません(笑)

転園までの流れ

転園までの流れは、だいたいこんな感じでした!

まずは、当時勤めていた職場に「3か月後に退職したい」と希望を伝えました。

その後、転園を考えていた幼稚園へ、2か月前ごろに電話で問い合わせをして、見学と入園の説明を聞きに行きました。

はじめから現在の幼稚園に決めていたのですが、申し込みをすればすぐに入園できるとのことだったので安心しました。

園で使う物品の発注などもあるため、入園の約1か月前に正式な手続きをしに再度来園しました。

また、通っていた保育園へは、退園の約1か月前に退園することを伝えました。

すると保育園から退園に必要な書類をいただけたので、記入して提出するだけで手続きは完了。

転園に関する手続きは、思っていたよりもスムーズでした。

転園して感じたこと

2歳半で幼稚園に転園しましたが、最初の1ヶ月ほどは、朝に泣いてしまう日が続きました。

それでも少しづつ慣れてきて、玄関では泣いていても、お部屋に入るとすぐに泣き止んで遊べるように。

入園から1年ほど経った今では、毎日元気に楽しく通っています。

私自身も「転園して本当によかったな」と感じることがたくさんあります。

良かった点

①園が広く、人数が多い

現在の幼稚園は、各学年3クラスずつあり、満3歳児・2歳児・1歳児クラスもある大きな園です。

園舎や園庭も広く、遊戯室やプールなど設備も充実しています。

方針としても「のびのび自由に遊ばせてくれるタイプ」で、教育の時間以外はたっぷり外遊びができます。

外遊びや体を動かすことが大好きな息子には、ぴったりの環境でした!

(それまでは園庭のない小規模保育園に通っていました)

お迎えのときに、年齢やクラスを超えてたくさんのお友達と関わりながら元気に遊ぶ姿を見ると、「この園にしてよかったな」と改めて感じます。

大規模園にもかかわらず、どの学年の先生方も子どもの名前や保護者の顔を覚えてくれていて、びっくりしました!

②課外活動や行事が多い

家庭ではなかなか経験できない課外活動がたくさんあります。

園バスでの遠足や果物狩り、電車・船での移動、貝掘りなど、本当に幅広い体験ができます。

私自身、「いろんな経験をさせてあげたい」という思いがあったので、とてもありがたいです!

行事も、発表会・運動会・お祭りなどがあり、基本的には土曜日開催なので、保護者も参加しやすいです◎

課外活動は週に1度のお弁当の日にあり、行事で使う衣装なども、園で用意してくれるので、保護者の負担がほとんどありません。

共働き家庭にとっては本当に助かりますが、先生方の負担が少し心配です…。

③トイレトレーニングが積極的

2歳クラスから園主導でトイトレを進めてくれました。

そのおかげで、「お家でもやらなきゃ!」と親側の意識も高まりました。

周りのお友達の様子を見て、本人もやる気が出たのか、3歳になる前には完了しました。

園児の人数は多いですが、先生の数もしっかり確保されていて、一人ひとりをきちんと見てくれていると感じています。

大変だったこと・気になる点

長期休みのお弁当作り

普段は週に1回のお弁当なので「これくらいなら大丈夫!」と思っていました。

ですが、夏休みなどの長期休みには給食がなく、毎日お弁当の持参が必要になります。

お弁当のサイズはまだ小さいとはいえ、1か月近く毎日となると正直ハードです(笑)

②お昼寝がない

1〜2歳クラスまではお昼寝の時間がありましたが、3歳の誕生月を過ぎるとクラスが変わり、お昼寝がなくなります。

体力的にはまだお昼寝が必要な時期だったので、帰りの車の中やごはん前に寝てしまい、夜なかなか寝つけない…そんなループが続いて大変な時期もありました。

一応、「眠ければ寝てもOK」なルールはあるのですが、遊びたい気持ちの方が勝ってしまうようでした。

もうすぐ4歳になる今では、お昼寝なしでも過ごせる日が増えています!

③給食のバランス

給食は園内調理ではなく、外部のお弁当給食が提供されます。

保育園のときは、年齢に合わせた量や形態、栄養バランスなどもしっかり考えられていて、「給食さえ食べてくれれば安心」という気持ちがありました。

幼稚園では、アレルギー以外の個別対応が難しく、最初は「栄養面大丈夫かな?量は足りるかな?」と少し不安がありました。

でも、これまで体調を崩しやすくなったということもなく心配しすぎでした。

給食に頼りすぎず、家庭での栄養バランスを意識することが大事ですよね!

まとめ

保育園から幼稚園への転園には、不安や迷いもたくさんありましたが、わが家にとっては「転園してよかった」と感じています。

もちろん、お弁当作りや長期休みなど、大変な面もありますが、園の環境や方針が息子に合っていて、毎日楽しそうに通ってくれているのが何よりです。

保育園と幼稚園にはそれぞれ良さがあり、園によっても方針や雰囲気もさまざま。

正解はなく、何を大切にしたいかは家庭ごとに違っていいと思います。

「転園ってどうなんだろう…」と悩んでいるママの参考に、少しでもなれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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